
ダイバーシティ経営、経済産業省の取組み
■ダイバーシティ経営のポイント
ダイバーシティ経営を実現するにあたっては、①経営者の取組み、②人事管理制度の整備、③現場管理職の取組み、の3つが鍵となる。また、インクルージョンやエクィティという考え方も必須となっている。
■ダイバーシティ経営のメリット
イノベーションの創出や生産性の向上、リスク管理能力やエンゲージメントの向上など、ダイバーシティ経営には多くのメリットが指摘されている。経産省では、ダイバーシティ経営診断ツールの作成、女性リーダー育成研修の実施、ニューロダイバーシティの推進、外国人材の活躍推進などの施策を通じて、ダイバーシティ経営を推進している。
■ダイバーシティ経営 社内の推進体制
高次元のダイバーシティマネジメントを行うためには、経営トップレベルのコミットメントの元、女性リーダーを育成するためにメンタリングやスポンサリング、ロールモデルやネットワークの提供、リーダーシップトレーニングなどのプログラムを実行し、人事指標で効果測定をする仕組み作りが重要になる。

2023年10月23日 東京理科大学 森戸記念館にて

川嶋 治子 氏
CEO、ウーマンズ・リーダーシップ・インスティテュート株式会社
相馬 和子 氏
経済産業省 経済産業政策局経済社会政策室長
村山 恵子氏
経済産業省 経済産業政策局経済社会政策室室長補佐